由利橋の通行止め解除の見通しについて

由利橋の通行止めに関して、本日2月21日の本会議にて市長より報告がありました。

高所作業車による対応も検討したが、安全に作業を行うため足場を組んで修繕するため「4月下旬頃に通行止め解除の見込み」とのことです。

由利本荘市ホームページ
https://www.city.yurihonjo.lg.jp/1000006/1001995/1011336.html

以下、これまでに担当課より説明を受けた内容をまとめました。

———-当日の経緯———-

●2月5日朝7時頃、由利橋の主塔(高さ約50m)よりボルト1本が一般通行車両の屋根に落下。

●正午頃、車両の持ち主より市に通報。

●市職員が現場を確認。通報者宅で職員が車の状況と経緯を確認。

●由利橋の施工業者に連絡し、補修と緊急点検を依頼。

●更なるボルト落下等がないか、通行の安全が確保できるまで、17時より全面通行止め。

———-ボルト落下の原因———-

●下流側の主塔に繋がるケーブル保護管を固定する部材からボルト16本が抜け落ちているのを確認。

●強風によりケーブルが揺れ、ケーブル保護管固定部材に想定を超えた力が加わり、ボルトが緩んだとみられる。

———-修繕に向けて———-

●天候等の関係もあり、3月中旬頃より着工する。

●安全に作業を行うため足場を組んで修繕。

●ケーブルやボルト等の緩みの有無の点検。

●全ケーブル保護管24本のタワー接合部の点検、落下防止加工を施した固定ボルトへ交換。

●市民には3月1日の広報、市ホームページで周知する。

———-修繕まで時間がかかっている理由———-

●約50mの高さの主塔での修復、点検作業は、風のない状態が必要。

●悪天候、強風が続いており、この天候下での高所作業は危険を伴う。

●高所作業車による対応も検討したが、安全に作業を行うため足場を組んで修繕する。

———-過去の点検について———-

●法令で5年に1回の点検が義務付けられている。

●直近では、令和5年9月に点検を実施。

●点検を受けて、橋梁長寿命化修繕として、令和6年度より補修設計、技術検討委員会の設置等を行っていた。

●令和7年度には制震装置を補修し長寿命化を図るため予算を計上していた。

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2月21日に担当課から説明(委員会としては2回目)を受けた際には、産業建設常任委員会からは、下記事項を要望しました。

●周辺住民への説明会開催など、市民への丁寧な説明を要望。

●歩行者の迂回は車よりも大変。屋根を付けるなど、歩行者だけでも通れるような措置を要望。

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私も自宅から事務所までの通路に由利橋があり、よく通る道なので困っております。周辺道路では、特に朝・夕は大渋滞です。高所作業のため、修繕するには天候の影響があるのは仕方ない事かとは思いますが、1日も早く通行止め解除する事を願います。